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Re bluetoneさん

 投稿者:コマプ墨田  投稿日:2009年 5月19日(火)22時55分41秒
  JASRACの印籠は「文化庁の認可がある」ですからねw
認可があるからこそ市場対応の論拠を示す義務があるのに逆だと思ってますから。

>文化庁より公取を下に見てるということなんですかね?
  ↑
ですよね。なんかJASRACの弁を聞いてると公正取引委員会というのは
文化庁の何とか委員会の内閣府版ぐらいに思ってる観ありますもん。
 

JASRACの言い分は

 投稿者:bluetone  投稿日:2009年 5月19日(火)22時21分3秒
  もう少し穏当で「自分たちの自由は文化庁が認めたから公取の言うことは聞かない」
これはどういうことなのかよくわからないんですが、内心、文化庁より公取を下に見てるということなんですかね?

本来、単なる私人間の契約行為でしかない包括契約の問題を論じる場合、そこに文化庁の出る幕はないんですが(規約などの問題ではないから)、JASRACは審判の場で「包括契約は文化庁が認めた仕組だから公取は口を出すな」と言い出しかねないので興味深深です。文化庁が独禁法違反行為を黙認していたなんてJASRACが主張したら、担当者である著作権課の課長あたりの首が飛んじゃいそうな気がしますが。
 

思うに

 投稿者:コマプ墨田  投稿日:2009年 5月19日(火)20時27分7秒
編集済
  JASRACは「包括契約は世界中でやってるのになんでそれを否定する」という、
公取委が言ってもいないことで揚げ足取りしようとしてますよね。
しかし、アメリカ以外の先進諸国はほぼ著作権協会一国一団体なので競争原理で
動いてるわけじゃないんですよね。
アメリカだけが自由競争設定で非常に特殊な環境になってると考えた方がいい。

また、JASRACいわく
「音楽著作権事業は通常市場競争と相容れぬ要因ありで公取委は事情も分からず排除命令を、云々・・」
なんですが、確かにアメリカ以外の国は同じ理由から自由競争設定にしてないと思われます。
この場合当然ですが、料金体系、運営システムなど、国が監視規制してるはずです。
他方、アメリカはそこを(強引に?)市場化したわけですが、
その設定での整合性を維持するために、独禁法でのしっかりした監視が行われてると、
そういうことじゃないんですかね?

もし、JASRACが言うところの「音楽著作権管理事業の特殊性を考えろ」を主に据えると、
一社管理の方がよいという着眼もあるでしょうが、その場合は料金体系と運営システムへの
徹底した政府監視がくっつくことになります(=公共料金制度の独占認可時設定)。
市場競争で自由料金(独禁法監視対象)をとるのか、一社認可制度で政府規制をとるのか、
これ両立不可能なんですよね。

JASRAC主張
  ↓
「料金は自由、国の監視も受けない、世界中包括契約なのに日本だけ不当介入」
  ↑
ありえませんでしょ。
 

カルテル指南(笑

 投稿者:bluetone  投稿日:2009年 5月16日(土)09時49分52秒
編集済
  コマブ墨田さんが参照されていたHPで仲介業務法下で複数の団体が許可された例が載っていました
>>
脚本
昭和49年に「協同組合日本放送作家組合」(現 協同組合日本脚本家連盟)、平成3年に「協同組合日本シナリオ作家協会」が仲介業務の許可を受け、現在に至っている。

同一分野について二つの団体が認められたのは、両団体の歴史的経緯による例外的な措置であり、平成3年に日本シナリオ作家協会を許可した際、文化庁は、既に許可していた日本脚本家連盟と仲介業務を統合することを指導している。

日本脚本家連盟と日本シナリオ作家協会は、現在に至ってもなお仲介業務の統合を実現していないが、二重委託等の問題はなく、業務を共同で行うことも多いので、実務上、二つの団体が存在することによる不都合は生じていない。
<<

おばかさん説に従うと「文化庁がカルテル指南」ですかw
 

米はそれほどバカじゃない(笑

 投稿者:コマプ墨田  投稿日:2009年 5月16日(土)01時12分53秒
編集済
  公取委の命令にがたがた言う前に、
電力の厳格な体制がどうなってるのか調べてもらいたいですよねw

ところで、
この辺を見直してたらこう書いてありましたね?

http://www.cric.or.jp/houkoku/h11_7/h11_7.html
>5 アメリカ合衆
>著作権制度では、集中管理の業務規制はない。ただし、例えば、1914(大正3)年に設立された音楽の演奏権の集中管理団体であるASCAPについては、司法省が反トラスト法違反で告訴した際の同意判決(Consent Degree)により、排他的権利の取得の禁止、利用申請に対する応諾義務、使用料協議不成立の場合の裁判所による決定、司法省の監督権限などが定められており、団体の行為が大幅に制限されている。

ASCAPは既に独禁法でひっかっかってて以来米政府の言うこときいてるんですよ。

PS
日経は急にこの件の記事増やしてますね。

公取委が語るJASRACを問題視した理由
公正取引委員会 事務総局審査局 第四審査長 岩成 博夫氏
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090423/328932/

まぁこれをどうとるかということですけどね。
国益全体考えたら政府がとるべき路線は「それ」しかないですけどね。
  ↓
問>ネット流通の普及で世間一般の「著作権」に対する認識が強まってJASRAC批判などが目立つ状況を踏まえたアクションとの見方もできる。

公取委>本件を手がけることになった背景については規定上,申し上げることはできない。公取委全体としては,知的財産分野への独禁法適用も例外なく行っていくという方向性を示していることは事実。しかし,今回の排除措置命令がその一環として行われたわけではない。あくまで独立した案件となる。
 

また嘘ですか

 投稿者:bluetone  投稿日:2009年 5月15日(金)20時54分2秒
  >>今回の事件は、管理事業法ができたときにJASRACの市場支配力への対処がなされなかったことが根本ということを理解されているのに、
市場の歪みを是正するために包括契約に介入したことに問題はないとか、JASRACは新規事業者も含んだ形での新包括契約に移行すべきだったなどのカルテル指南をしているようでは、ピンぼけと言わざるをえない。
当人も書かれているように、JASRAC分割や具体的ルールに基づく規制を課すべきだったわけで、
それを今までしてこなくて、突然ちゃんとやってますというポーズ作りで、あさっての方向の私人間の契約に口をだす公取の姿勢にはあきれるし、強く批判するものです。

仲介業務法改正直後から公取は動いてますよ。動き始めてから何年たったと思ってるんです?嘘はつかないでくださいね。

個別のことを言うとね、たとえば電力会社の独禁法ガイドラインは経済産業省が公正取引委員会と綿密な打ち合わせをして、各電力会社に達します。公正取引委員会が監督官庁を飛び越えて業界団体に直接「分割や具体的ルールに基づく規制を課す」などということは通常であればいたしません。具体的な独禁法ガイドラインは本来文化庁が公正取引委員会と綿密な打ち合わせをした上で「文化庁より」達すべき性格のもので公正取引委員会がJASRACのためにわざわざ作るような性格のものではありません。

しかしながら「公正取引委員会には監督官庁を飛び超えて直接業界団体に排除命令を出す権限が法的に与えられていない(おばかさん的表現は「私人間の取引に介入する」)」というおばかさんの主張は誤りだし、わが国の独禁法に関する判例通説からすると異説であると考えますが、どんなもんでしょうね。

公正取引委員会には私人間の経済行為なり契約行為なりに介入する権利が独禁法上あたえられていないと大学で習いましたか?私は習ってませんが。まぁ、所詮、私のゼミは労働法ですけどね。
 

発見!

 投稿者:コマプ墨田  投稿日:2009年 5月15日(金)15時40分31秒
編集済
  審判で両者の“実態”が解明される
法政大学 社会学部 情報法担当准教授 白田 秀彰氏
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090423/329033/

ぬぁ〜るほど。
元来JASRAC分割論を提唱されておられる白田先生じゃないですかw
ここまで出てきたネット内の記事で最も冷静な切り口で御座います。

一個要点抜けてるかなと思ったのは、
管理事業法への移行は公共料金制度改革との連動で起こったもので、
要するに公共料金の独占体制から一部自由化という流れで捉えなければなりません。
自由化と言っても公共料金であるかぎり完全自由枠ではないのです。

よって、

>一方,管理事業法が予定していた市場の状況は,JASRACと新規管理事業者が競争する中で,より開放的で多様かつ創作者に有利な,管理事業者と創作者間の市場が形成されることにあったはず。ところが,放送局と管理事業者間の市場において,包括許諾契約から生じる市場支配力が新規管理事業者の成長を阻害し,実質的に管理事業者と創作者間の競争的な市場形成を阻害している。
  ↑
こうなってる理由はものすごく単純で、
文化庁が適正な規制を怠ってるからというだけの話になります。
そこをワンクッション入れとくべきだと思った次第ですw

>このため,その市場支配力から生じる不利益は実際には創作者に及んでいる。ならば,公正取引委員会が,仲介業務法時代の政策独占の名残から生じている市場の歪みを,是正するために乗り出すことは当然だろう。
  ↑
文化庁がちゃんと国の規定どおりやってさえいれば、
公取委マターになんぞ簡単にはなりようがないんですけどね。

文化庁「こんど規制がなくなって自由料金になるんだってさ。」
JASRAC「では料金規程はどう書き換える方向ですかね?」
文化庁「自由だからよきにはからえ。」
これが真実ですから。

-----------------------------------------------
別件、多少苦言ですが、
  ↓
白田先生は津田理事へはどういうご指導されてるのでしょう?
理事を代わった方が・・・・。
 

おっしゃることの意味が分かりませんw

 投稿者:コマプ墨田  投稿日:2009年 5月15日(金)14時18分59秒
編集済
  「自分」というのは公取委のことですか?
公取委が文化庁に「そっちがちゃんとやってくれ」と言えということ?
それ省庁間では無理なんですよ。
公共料金制度を司る内閣府ですら文化庁にちゃんとやれと強制できない。

まぁでも今回公取委が独断でやってるってことないと見てますけどね。
知財推進本部がらみで大枠ガイドラインできてるんじゃないんですか?
まぁ原点に戻ってJASRACを分割して、
法政大学准教授が言うような観点に立ち
基層から再整備するぐらいやらないとだめかもしれませんよ?
相手に期待しながらのんびりやってると、
ご覧のようにwああ言えばこう言うで
JASRAC一社が基幹製造業の運命まで引きずって
10年ぐらい簡単に過ぎちゃいかねません。
新興勢力にもすっかりやられちゃう光景が見えますね。
 

やるべきとこがやるべき

 投稿者:けん  投稿日:2009年 5月15日(金)13時13分10秒
  コマプ墨田さま

やるべきとこがやってないからといって、自分でやっちゃだめでしょ。
強引な理論でしか動くのではなく、やるべきとこに働きかけてほしいですね。
 

これですねw

 投稿者:コマプ墨田  投稿日:2009年 5月15日(金)13時02分46秒
編集済
  弁護士さんの方
  ↓
>公取委よ,そこに社会的要請はあるのか
郷原総合法律事務所 弁護士 郷原 信郎氏
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090423/329030/

これおもしろい。結局結論はこれ↓でしょ?

>著作権等管理事業法以前の認可制についても,文化庁の権限確保だけではない社会的要請があったはず。それが「規制緩和」のトレンドを受けて自由化されたものの,一定の社会的要請から規制緩和以前の状況が残ってしまった。そこに公取委が入って無理やり突き崩そうとしているが,それだけでは問題は解決しない。
  ↑
やんわりおしゃられてるけれど、法政大学准教授さんと同じことですよ。

自分ならば、

「管理事業法以前だって文化庁は権限確保主じゃなくてちゃんと社会責任果たして当然だったけどそれもやってなかったし、それで国の流れが規制緩和だとなったら、自由化とは名ばかりの前段階を残存させた体制をつくっちゃった。それじゃ公取委が動くのも当たり前ですよね〜。」

と言っちゃいそうです。さすがに郷原さんは弁護士さん、言い方が高度だと思いました。勉強になりました。

法政大学准教授の記事が見つからないんですが、
これがありましたw ん〜、文化庁は意味が分かってないのが分かります。
これでは当然こうなっちゃいますね。
まぁ著作権課長が言いたいのは、今回わしらは関係ないっかな〜、ということですかね。
ほんとはそんなことないんですよ、課長w

>監督官庁の責任は皆無,見守るのみ
文化庁 長官官房 著作権課長 山下 和茂氏
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090423/329027/

>公取委の求める市場形成のあり方は,著作権管理事業法とは関係ないと。
>そうだ。著作権等管理事業法は同等規模の管理者団体が複数並び立つことを目指して制定されたのではなく,あくまで規制緩和の一環,国家のコントロールを狭めることが目的となる。その意味では,個人的に今回の公取委の排除措置命令には疑問を感じる。仮にシェアを問題とするのであれば,別に新たな法律を作るしかないだろう。
  ↑
聞いてぶっとびますね。やっぱり文化庁には公共料金制度という概念がないのです。参った(泣 新たな法律ってなんスカ(超汗 あなた方が公共料金制度どおりやってくれれば、それでいいので御座います。

あ、でもこれは意外w
  ↓
>「大きいこと自体がけしからん」というのであれば,(NTTのようにJASRACの)分割という選択肢もあっただろうが,少なくとも著作権等管理事業法が目指すところではない。

ふ〜ん、それもありだと文化庁が言うんだから、ありなんですね。
 

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